全体練習と個人練習、両方にはちゃんと意味があり、それぞれ必要不可欠なものであると考えます。
その中で特にアスリートなどにおいて、日本の風潮として全体練習に重きを置いているところが多すぎると感じているのは僕だけでしょうか?
これは団体競技だけに限らず、個人競技においても同じことが言えます。
ここで言う「個人練習」とは、コーチや監督が横についた個人競技の練習は含みません。もう少し具体的に言うと、自分一人だけで行う個人練習、つまり「自主練習」のことを指します。
僕自身の体感としては、全体練習をいくら日数をかけ、時間をかけても一時的なものであり、その全体練習がなくなったときに失ってしまうもの、それが全体練習のデメリットだと考えます。
それに比べて、自主練習や自主稽古は、自分自身の中に答えを見つけるような作業です。
これを突き詰めていくと、一生なくならないものとして関わり続けられる。それこそが、僕自身の個人練習のメリットになります。
順序としては、まずは全体練習で大まかなイメージを掴み、次に個人練習で細部を突き詰め、それを試す場としてまた全体練習に戻る。
このサイクルを巡らせることで、すべての土台を引き上げ、成長させていくものと考えます。
自分に対して甘い人ほど個人ではやらないので、全体練習がいいという風潮もありますが、それならそもそもやらなくていいのではと思います。
何のためにそれを行っているのか。楽しむため、あるいは技術を向上させたいためであるならば、それに対して成果が上がらないものに時間を割くのはもったいないです。
これは一般的な会社に勤めたときに思ったことでもあります。
時間をかけて頑張っていること自体がメインとなり、結果は二の次という風潮があります。
これをいくらやったとしても、本当に形だけになってしまうので、そもそも時間の無駄になってしまい、心が死んでいったりします。
やりたいことや好きなことを、どれだけ密度を高く向上させていけるか。ここに気づくと人生の豊かさを見つけ、周りの環境に左右されず、一生向上し続けるような積み重ね方を覚えることができます。
もし、個人練習や個人勉強をしていない人がいたとしたら、ぜひ自分自身の時間を確保して、毎日行うことをお勧めします。
好きなことを、一生。
今日の一立(ひとたち)が、その入口です。
立芯《旅する姿勢家》
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