健康的自由

健康を損なう運動は本当に必要か

運動の大目的は、健康につながるものです。

だからこそ、楽しく汗をかき、ルールの中で競い合える形に作られている。

これは、どのスポーツに取り組む上でも、概ね同意していただけるところではないでしょうか。

しかし現状を見れば、スポーツや部活を行う中で、かえって身体の健康を損なってしまう方が多い、というのもまた事実です。

各スポーツには、特有の症状や、多くの方がなりやすい不調というものがあります。

最近では「過度な練習を控える」といったルール改正が進み、昔よりは守られる部分が増えてきているとは感じます。

それでも、現場ではいまだに身体を壊してしまう事態が起き続けているのが、今の姿です。

僕は、そろそろこの問題を本気で解決したいと考えています。

ただ、その背景にはいくつもの根深い問題があると感じます。

一つは、努力と負傷の相関関係です。

頑張れば頑張るほど、身体を壊しやすい。この側面が、どうしても存在します。

教育の場で「サボれ」「楽をしろ」と大々的に言うのは難しいでしょう。

しかし、無理をして仮にその時の成果が出たとしても、その傷や怪我によって、一生思い切りプレーができなくなったり、後々の不具合につながったりすることが多々あります。

もう一つは、土台の見直しです。

今は一度、そもそもの身体操作という土台の部分を、見直すべき時期に来ているのではないでしょうか。

スポーツは楽しむもの。

これは、ほとんどの方が同意してくださると思います。

しかしその「楽しむもの」の中に、身体が壊れてしまう、もしくは「壊れてもしょうがない」という発想は、そもそも排除したほうがいい。

僕はそう考えます。

その背景の一つには、成果主義があります。

  ① 試合に勝たなければいけない

  ② 試合数自体が多く、競技時間が長くなる

  ③ それに備えるため、長時間にわたって同じ動作を延々と繰り返す

こうした状況下では、ちょっとした不具合や違和感があっても、それを無視したり、無茶をさせたりしてしまう。

結果として、大きな怪我につながってしまう。

この流れが、ずっと続いてしまっています。

そうならないためには、次のようなアプローチが必要だと思います。

  (a) そもそも怪我を招かないように、競技の形式を組み替える

  (b) 自分自身の限界の範囲を超えない動きを、ひたすら練習する

こうした取り組みこそが、今、求められているのではないでしょうか。

人生100年時代と言われるこの時代の中で、身体を100%動かし切ることを、長い年数にわたって続けていきたい。

これは誰しもが、心の底で抱いている夢ではないかと思います。

しかし、それを実際に叶えている人が、ごく一部にしかいないことも現実です。

この夢を叶えるために、そもそも、そのような「身体の動かし方」や「土台となる姿勢」というものが存在している。

このことを、まずは知ってもらいたい。

そのために、僕はこれから、大きく活動していこうと思っています。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

立芯《旅する姿勢家》

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◎初出版書籍

「世界一やさしい姿勢の極め方」

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「一生モノの姿勢術」

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