もし、あなたが何かを始めようとして「もう少し準備ができてから」「完璧なタイミングを待ってから」と考えているなら、それは機会を先延ばしにしているだけかもしれません。

わたしたちは、人生において「完璧なタイミング」を探し求めがちですが、本当に大切なことは、タイミングはいつでも「今」である、という真実を知ることです。

なぜなら、過去は変えられず、未来はまだ来ていないからです。

わたしたちが行動を起こし、変化を生み出せる唯一の瞬間は、「今」しかありません。

しかし、この「今」に集中しようとしても、頭の中の雑音や、過去の経験による迷いが、わたしたちの行動を妨げます。

「一日一立(いちにちひとたち)」は、その雑念を払い、あなたを「今」に引き戻すための稽古です。

ただまっすぐに立つ。その行為は、あなたの意識を「肚(はら)」に集中させ、過去や未来の不安から解放します。

「立つことで、すべてが整う」。

あなたの姿勢、そして生き方が整うのは、完璧な条件が揃った未来ではありません。

あなたが「今」この瞬間に、自分自身の中心を定めた時です。

「たゆまぬ一立(ひとたち)に、すべてが宿る」という言葉の通り、その一歩を踏み出すタイミングは、いつでも、あなたが決める「今」なのです。

立芯|身体の土台をつくる姿勢家