目的を叶えるための道筋。
多くの方は、近道を選択することが多いと思います。
「たった1日で」
「たった1回で」
「1秒で」
こうした文言に惹かれて、実際にやってみる。
その場では、何となく成果が出たような気にはなる。
しかし結局のところ、実力が身につかない、ということが多々あるのではないでしょうか。
そのようなものをいくつも学んだとしても、なかなか自分の身体に備わることはなく、習慣化もされず、3年後、5年後、10年後と残るものでもない。
これを実感している方も、多いはずです。
さまざまな紆余曲折を経て、そこで気づかれる方々がいます。
近道なんてものは、結局のところない。
そして、そこまでの道は、地道な道こそが、最短のルートであるということを。
では、地道なものとは何なのか。
それは「基礎」や「土台」と言われる、どのような世界にも必ず存在する、誰もが通るべき道です。
武術の世界でも、スポーツの世界でも、芸事の世界でも、習い事の世界でも、日常生活においても。
あらゆる分野に、土台があります。
そして、昔ながらの知恵として、それをどう解決していけばいいか、という答えも、だいたい存在しています。
ただ、その答えは、一見、簡単そうに見え、つまらなそうに見え、何が大事なのかが分からないように、素通りしてしまうものが多い。
誰もが右から左に聞き流してしまうようなことを、毎日毎日、積み重ねていく。
その結果として、大きな成果を簡単に出すことができる。
それこそが、地道な道を進んでいくことの報酬だと、僕は考えます。
つい最近、面白い話を聞きました。
こういった地道なことが好きな方は、履くものにこだわる人が多いそうです。
それはなぜか。
自分の身体の一番の土台である足元がちゃんとしていなければ、上が整うことはない。
そういう考えが、根底にあるからだそうです。
それを聞いたとき、僕自身も思い当たることがありました。
僕は履くものを、極力、裸足に近いものを選んでいます。
それは、地面から伝わる力を全身で受け止めるための土台が、自分自身の身体を甘やかすようなものであれば、身体がサボってしまうからだ。
そう感じているからです。
地道は、誰にでもでき、どこまでも進むことができる、本当に希望しかない道です。
ぜひ、何かに迷ったとき、現在立ち止まってしまっているときは、地道な道を進むことをお勧めします。
あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。
立芯《旅する姿勢家》
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「世界一やさしい姿勢の極め方」
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