立ち方が変われば、当然ながら「歩き方」も劇的に変わります。

一般的に教えられる歩き方と、大和の姿勢講座でお伝えしている歩き方とでは、そのメカニズムが根本から異なります。

世の中の多くの方は、地面を後ろに「蹴って」前に進もうとします。

しかし、この歩き方は足先の筋肉に過度な負担をかけ、身体を疲れさせる原因になります。

大和の姿勢講座では、蹴るのではなく「肚(はら)で引き上げて歩く」ことを提唱しています。

また、古武術などで語られる「すり足」ともまた違います。

足を地面にこすりつけるのではなく、整った軸を保ったまま、淀みのない重心移動を繰り返していく。

足で地面を操作するのではなく、中心にある「肚」が先行し、それに脚がついてくる感覚です。

止まることのないスムーズな重心の移動。

その連続こそが、本来のヒトの歩き方です。

この歩き方を身につけると、歩けば歩くほど身体が整い、活力が湧いてくるのを感じるはずです。

蹴り出す力を捨てて、重力と調和しながら進む。

それは、身体のOSを書き換えた者だけが味わえる、どこまでも軽やかな移動体験です。

日々の「一立」で培った中心を歩みに入れる。

その一歩一歩が、そのまま生き方の再生へと繋がっていきます。

立芯|身体の土台をつくる姿勢家