当たり前のことを言います。自分の道は、自分で切り拓けます。
なぜこんな当たり前のことを言うかというと、そうしている人が思いの外少ないからです。
自分の道であるにもかかわらず、誰かに委ねたり、選択を人に任せたり、自分の足で歩くことをしていない。
そういった人が、世の中には多いと感じています。
最初の関門は、多くの人が経験するであろう「親の意志」ではないでしょうか。
悪気のない、愛情から来る強い意志。しかしそれが強すぎると、子は常にその意志を踏まえた上で自分を考えるようになります。
成長してからも同じです。「これは自分がやりたいことなのか、親の叶えられなかったことを託されているのではないか」。
そういった迷いを抱えたまま大人になった人は、決して少なくありません。
ただ、一つ知ってほしいことがあります。
「こうしたい」「こうしたかった」「何々だったらこうする」。
そのすべての言葉は、一言で片づきます。
「では、そうすればいい」
それだけです。
なぜやらないのか。自分の足で立っていないからだと、僕は考えます。
自立とは「自ら立つ」こと。字義の通り、立てていないから、歩けない。
旅行に行きたければ、切符を買い、予約をすればいい。
その日が来れば、否応なしに出発できます。
予約をする前からあれこれ考えていても、何も始まりません。
「できない」と思うことは「できない方向」を呼び寄せ、「できる」と思うことは「できる方向」へ進んでいきます。
これは精神論ではなく、身体の事実です。立っている人は歩ける。座っている人は、まず立たなければ歩けない。
自分の道は、自分で切り拓けます。
まずそれを知ること。そこから始まります。
あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。
立芯《旅する姿勢家》
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