人生論

過ぎたことを怒っても何も変わらない

過ぎたことを、感情で怒る。

これほど、未来に何も生まない行為はないと、僕は思っています。

感情で怒られた側は、腹が立つか、心が冷めるか、やる気を失うか。プラスに働くことは、まずありません。

昭和の時代であれば、それを「なにくそ」と反発のバネにする文化もあったかもしれません。けれど現代において、やってしまったことを反省するのは大事でも、その行為自体をひたすら説教したところで、未来には何もつながりません。

本当に大切なのは、次の三つです。

一、これからどうするかに意識を向けさせる。

二、やる気を引き出す。

三、一緒に考え、一緒にやってあげる。

過去のことをどれだけ責めたところで、過去そのものは変えられません。

そこから学ぶことはできます。けれど、学んだことに今気づき、未来に向けて反省点を生かして進む——この流れこそが、正しい順序だと思っています。

過去を責められた人は、反論ができないどころか、言い訳を作ることで、未来に進むスピードがむしろ落ちます。リーダーたる者は、過去から学び、反省することは多々あります。けれど、それを「今からのエネルギーにどう変えるか」——そこに全勢力を注ぐことを、僕はおすすめします。

「立つ」という稽古を学ぶ際、僕は、これまでの身体のことは一切問いません。

今、この瞬間から、どんな未来に進むのか。その一点だけが、一番大事なところです。

もし、健康資産というものを、これから積み上げていきたいのであれば。

今、この時から始めてください。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

立芯《旅する姿勢家》

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