肉体と精神のズレとは何かというと、やりたいこととやっていることのズレ。簡単に言えばそういうことになります。

何か目的があって、その目的がなかなか果たせないとき、その努力の量が足りないとかそういうことではなく、そもそも向かっている先がずれているということがあるので、まずはそこを自分自身で確認することがとても重要になります。

違う言い方をすると、気が逸れているとも言えるでしょう。

このことを確認する上で一番簡単な方法は、身体が今どっちの方向を向いているか、そしてその方向に本当に行こうとしているかということを合わせるところからやるとわかりやすいです。

もっと簡単なことで言うと、片方の腕を肩の高さで地面と垂直に上げてみてください。

そして客観的に見て、本当に垂直に上がっているか、ちょっと上にないか、ちょっと下にないかなど、自分自身では垂直と思って上げていたとしても、実はそうでなかったということは肉体の動きにはよくあります。

これが「思っていること」と「やっていること」の違いです。

この小さな違いから派生して、仕事であれ、日常生活であれ、人間関係であれ、自分では気づかないズレを意識しないと、このズレがどんどん大きくなり、元に戻すことが困難になるということが多々あります。

和立では、第2段階でこのズレを修正します。

どこに向かおうとしているのか、そして身体全てがその方向に対して向かっているのかということをこと細かく確認し、ズレていたらそれを修正します。

ほとんどの方が「自分ではそうしていたつもりだった」という言葉が出るようになります。このズレは、自分自身ではなかなか感じ取ることができないものでもあります。

一番の近道は、分かる人に見てもらうこと。その体感や経験を持って、自分自身でもズレを修正する。毎日の習慣でこれを戻すことができれば、戻す。

常に方向性を見失うことはないと思いますが、大きくズレてしまっては、後で修正することはかなり困難になります。

ですので、「今日が一番若い日」とあるように、今現在自分自身がどこに向かおうとしているか、そして本当にそこに向かっているかということを確認しながら進んでいくことをお勧めします。

あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。

立芯|身体の土台をつくる姿勢家