そもそも存在しないものは、選択肢に入りません。これは誰にとっても当たり前のことです。
年齢を重ねるごとに体力が減り、筋力は落ち、病気や怪我をして当たり前。そんな世界観で過ごしている人が、「死ぬ時が最高である」という状態や「一生モノの健康」が手に入るとは思っていない、あるいは諦めているということは、至極当然のことだと思います。
しかし、その選択肢が実際に実在するということを強く言いたいと思います。
これは特殊なことではありません。日本古来の武術の世界などに存在してきた「生き方」であり「在り方」として伝わってきたものです。その姿勢を実践し、小さい力で大きな成果を成し遂げる「身体操作」を身につけることで、それは誰にでも実現可能なものになります。
例えば、身体がずれていると何が起こっているのでしょうか。それは、緊張していたり負荷がかかっていたり、あるいは傷んでいたりする箇所から「気(エネルギー)」が漏れていると考えてもいいでしょう。
本来、そのエネルギーは自分のやりたいことや好きなことのために使われるべきものです。しかし、身体のズレを補強するために多くを消費してしまうがために、日常生活を送るだけでエネルギーが枯渇し、疲れ切ってしまうという状態に陥ります。
この状態を改善するために「エネルギー量そのものを増やす」という考え方もありますが、年齢とともに量を増やすことは非常に難しく、また個体差も大きいものです。そこで、一番現実的な方法として、今あるエネルギーをすべて有効に使うために「無駄な消費を減らす、あるいはなくす」という方向を目指すことになります。
具体的に言うと、どこにも痛みがなく、物を動かしたり運んだりする時に使う力が最小限である「省エネ」な状態です。もしそれで生活ができるのなら、誰しもがその方向に向かいたいと思うはずです。しかし、実際にそうしている人は多くありません。その理由は、大きく分けて二つあります。
1. そもそも、そういった身体操作や姿勢が存在することを知らない。
2. 周りにそれを体現している人がほとんどいない。
しかし、武術の達人などを見てください。かなりの高齢であったり、身体が華奢で小さかったりしても、誰よりも速く動き、大きな大人をバタバタと投げ飛ばしています。あのような身体は、実は実現可能なものです。その答えは、身体そのものが健康体であり、日常の動作すべてが合理的な身体操作で構成されていることにあります。
一生モノの健康は手に入らないと諦めてはいませんか。何もしなければ手に入らないのは当然の道理です。しかし、選択肢があることを知り、正しい方法を実践すれば、その未来は確実に手に入れることができます。どちらを選択するかは自分次第です。
僕が行っている「大和の姿勢講座」では、一生モノの健康を手に入れるための手段として「立つ」ということをお伝えしています。「立つこと」から始まり、最終的には日常生活のあらゆる場面で自由自在に身体操作を活用できるようになるための講座です。
そしてその先には、体現した身体と身体操作をもって、一生楽しみ続けられるものを共に分かち合っていくコミュニティを作っています。ぜひこの選択肢を知った上で、こちらの世界に飛び込んでもらうことをお勧めします。
あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。
立芯《旅する姿勢家》
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◎初出版書籍
「世界一やさしい姿勢の極め方」
◎2冊目の書籍
「一生モノの姿勢術」
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