一つのことに集中することの弊害として、一つのことしか出来なくなるということがあります。
当たり前のように聞こえますが、これは身体操作並びに社会でも大切なことでそんな単純な話ではありません。
脳は一つのことしか出来ないとも聞いたことがあります。
「あれ」と「これ」という単発なものを同時に行うことは出来ない。
しかし、これには面白い感覚があって「あれとこれをする」というこれらが一つの指令だと出来るというのです。
『前』と『横』を単発で同時には動かせないが、『前と横』を同時で動かすことは可能。
これはイメージや思考一つで動作の全部が変わるという可能性があります。
繋げれば繋げるほど同時に動かせるところが増え続けるということだからです。
考えて動かせないなら、勝手に繋がっている状態を作れば良い。
からだを繋げれば、一つ動かせば全部が動く。
心を繋げれば、一つ動けば全部が動き出す。
何事とも同じです。
タスク管理をする時に一つ一つ独立したものを一つ一つ片付けていくことも気持ちが良いものですが、慣れてきたら同時並行で終わらせていくことも覚えて損はないでしょう。
『ながら』は武術の世界では高等技術になります。
でも誰もが出来ないかというと、普通に行っていることでもあります。
ただ意識していなかったり、それを身体操作などに応用出来ないだけだったりします。
同時並行に行動する事を、一つのことと捉える。
これは訓練次第でいくらでも伸びます。
立芯《旅する姿勢家》
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