人生論

強くなる気がないと楽で楽しい、結果強くなる

現時点で強くなりたいと思うということは、言い換えると今が弱いから強くなろうとする願望が生まれるのではないかと考えます。

今は弱い。

だから強くなりたい。

その感情や欲望は初動の燃料投下としてはとても効果的です。

しかし持続性という視点から見ると良い状態で長続きはあまりしないのではないかと思います。

なぜならば

そもそも強いという概念が曖昧なため目標や目的がはっきりとせず、次第に試合などで勝つ事が目的となりやすいからです。

勿論は試合で勝つことはどんな競技であろうとも甘い世界ではありません。

突き詰めて突き詰めて、それが普通で栄光を手に入れられるのはほんの一握りの人間だけです。

ではそれ以外の人間は弱いのか?

僕はそうは思いません。

生きている限り負けではなく、強くあろうとするその姿こそが強さそのものだと考えています。

ではなぜ強くなる気がないのに稽古を積むのか?

昔は散々そんなことを聞かれました。

答えはシンプルに『楽しいから』です。

試合がとか、誰々に勝つとかそんなことよりも、

昨日より今日、今日より明日が一歩でも前に進んでいれば十分満足です。

なので終わりはなく、勿論オフシーズンなどもありません。

楽しいからこそ毎日続ける。

その結果として自身の最高到達点にいつもいる自分になれます。

だからもっと楽しくなります。

試合を目指すことも一つの考え方でしょう。

でもそれは終わってしまうと目標がなくなることを意味します。

なので出れなくなった時点で引退という言葉が出てきます。

楽しいことがなくなる、僕には考えたくもない世界です。

一生涯楽しむには強くなるという気持ちすら要らないかも知れません。

でも積み重ねはきっと良い花を咲かせるでしょう。

続けるためには健康資産が何よりも大切、そのための稽古をこれからも続けていこうと思います。

立芯《旅する姿勢家》

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