もし、今、何かに対して本気の炎を燃やしているなら、その熱は素晴らしい宝です。

その熱意があるからこそ、人は時に立ち止まるのかもしれません。

なぜなら、本気であればあるほど、壁にぶつかった時の焦りや迷いが大きくなるからです。

「このやり方で本当に正しいのだろうか」と、心がざわついてしまう。そんな日もあるでしょう。

本気の人にこそ、土台が必要です。揺るがない、確かな根っこが必要なのです。

外側の技術や情報だけを追いかけても、心が定まらなければ、その熱意は空回りしてしまいます。

そこで「一日一立(いちにちひとたち)」の稽古を、思い出してほしいのです。

ただまっすぐに立つ。その行為は、特別な技術ではありません。

これは、本気の熱を支えるための肚を定める時間です。

身体の軸が定まると、心が静かに一つにまとまります。

たゆまぬ一立(ひとたち)に、すべてが宿る。

本気の努力は、この芯が定まった状態で行うことで、初めて本質的な成果へと繋がります。

迷った時こそ、立ち止まり、軸を整える。

その静かな時間が、あなたの本気の炎を、絶やさない燃料となるかもしれません。

本気の人は、必ず道を見つけます。

立芯|身体の土台をつくる姿勢家