お稽古事の所作というと、茶道や華道などイメージをするのではないでしょうか。

あのお淑やかであり、強さも感じるような感覚を養うにはどうすれば良いでしょうか?

形を学ぶ?

心を学ぶ?

はたまたその両方?

答えは武術の姿勢の中にあります。

武術の姿勢は、先ずは日常生活の中に溶けこまなければなりません。

なぜなら闘いはいつ何時起こるか分からないからです。

そのため常に強い状態でいることが望まれるため、良い姿勢があるならばそれで生活することは当たり前の話でしょう。

その状態とは即ち所作が美しく整っていることと同義になります。

茶道の師範などの方の腕の動き。

二の腕をほとんど使わず、肘を固定しての手首の返しなどは武術の技を掛ける時のそれとほぼ同じです。

座っている姿や立ち姿なども力みがなく、とても美しい。

即ちそれは闘う準備が出来ている証拠です。ご本人にその気はないとは思いますが。

最近和装をするようになって、和の所作で動く事に関して最適解のものだということがよく分かりました。

着物や浴衣が邪魔をしてこない、必要最低限の動きが和の所作の良いところ。

着物が窮屈で動きづらいと感じるならば、それは洋服に特化した動き方をしているという可能性が大いにあります。

日本人には日本の所作が合っている。何百年もその様に過ごしてきて、ここ最近急に変化しても中身はそうは変わりません。

心地良い動きを追求するとどうやっても和の所作に行き着きます。

姿勢を極めるためには和装を取り入れることをお勧めします。

立芯|身体の土台をつくる姿勢家