あれもしなければならない、これもしなければならないと、日々忙しさに埋もれてはいないでしょうか。
この忙しいという状況は勝手に降って湧いてきたものではなく、自分自身がその状況を招いたとも言えるものです。その環境を受け入れたのは誰か?それはいつでも自分自身だからです。
そうした中で、日常を暮らしていくうちに突発的な問題や事件が起こることがあります。そんな時、自分自身も含め、周りの方からも「なんでそんなことになったんだ」と責められる傾向があると考えます。
そんな時に一番大事なことをお伝えします。
起きてしまったことはもうすでに過去であり、今何をなすべきなのかというところに全集中をする。そこから物事は始まります。
昔、消防でちょっとしたミスが起きた時に、「なぜそれが起きたんだ」「誰がやったんだ」という犯人探しから始まり、理由を追及する傾向がありました。これは他の会社でも同じかもしれませんが、「今そんなことを言っても何も始まらないのでは」と思うことがよくありました。
この解決方法として、本筋である「今何が必要か」というところに目を向けることが、結局はすべてが良くなるための布石だったのではないかと思っています。
時間の流れは今がすべてです。
そして、今一番必要なものの他にやるべきことが山積みのように増えていくと、結局は今やらなければならないことすらままならぬようになり、だらだらと時間が過ぎるだけになってしまいます。
その物事が落ち着いた時には結局何も残らない、という状況が一番よろしくない。
この問題を問題のまま放置してしまえば、また同じことがいつか起きてしまいますよ、という意見は、そのやった瞬間には「やった奴が何を言っているんだ」という風潮で抹殺されてしまい、結局は元通りになり、いずれまた同じミスを誰かが行う。
そういうことを、ずっと繰り返し見てきました。
個人レベルでは対処できるものの、組織や社会という大きな目で見たときには、その仕組み自体がよろしくなければ、いずれそれは再発してしまうものです。
結局は、今やるべきことをちゃんとやるということが、結果として良い方向に進みます。
健康と一口に言っても、今やるべきことをやっていなければ、ただただその場しのぎの健康法になってしまうことが多いです。
僕自身が「立つ」ということをお伝えしている理由は、今の身体がどういう状況であるか、どんな問題があるか、どんな問題が発生しようとしているかという、一番身近なところに目を向け、それを今解決しようとすることだからです。まずはここからだと伝えているのは、そういう身体の土台を作るためでもあります。
これからも、このことを伝えていきたいと思います。
あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。
立芯《旅する姿勢家》
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